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「アンコールの森」再生支援プロジェクト
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| 目的と背景 |
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IDCJは2004年から2006年にかけて(独)国際協力機構からの委託で日本工営(株)および国際航業(株)とともに、「シェムリアップ/アンコール地域持続的振興総合計画調査」を実施し、アンコール遺跡観光の拠点であるシェムリアップ市街地のマスタープランを策定しました。 本調査を実施する過程で、アンコール遺跡周辺では森林が減少していることがわかりました。アンコール遺跡は「森の中の遺跡」というイメージがありますが、同遺跡の修復・管理を担うカンボジア政府機関のアプサラ機構が遺跡周辺の一部地域を対象に実施した調査によって、1964年から2004年の間に森林が300ヘクタールから17ヘクタールに、潅木林は1,030ヘクタールから353ヘクタールに減少していることが判明しました。下の写真でも、遺跡のごく周辺以外には森林がほとんどないことがよくわかります。森林の長期的な減少で、土地の保水能力が低下し、雨が降らなければただちに乾燥し砂埃が舞い、住民に録って衛生的にも住環境的にも良くない状況となっています。また、戸外での作業や町への通勤が炎天下での活動となり、より多くの体力を消費してしまっています。また、森林の減少は、観光イメージの低下ももたらします。アプサラ機構は2004年に水・森林局を設置し森林の回復を図っていますが、植林は小規模にとどまっているのが現状です。 |
シェムリアップ/アンコール遺跡付近の航空写真。森林はアンコールトムおよびアンコールワット周辺に限られていることがよくわかります。 |
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あわせて、本プロジェクトでは現地住民を対象とした環境教育活動を展開し、中・長期的な森林の維持管理、環境美化にも取り組んでいます。また、子供たちによるアンコール遺跡見学やアンコール文明の説明など、不十分な学校教育を一部補完するような活動を行い、同地域の中長期的な人材育成にも貢献していきたいと考えています。 |
| 一般財団法人国際開発センター「アンコールの森」再生支援プロジェクトチーム |